農業の合間に始めた僕の体験談
福岡で農業をしているのですが、受託という形なので1人で1から10までしているわけではありません。受託内容は主にアスパラガス栽培なのですが、作業の合間にぽっかりと時間が空くことがあります。
仮に将来1人でやるにしても、時間が空くのは同じで。
「特に夏場は涼しい朝夕に作業して、昼間は涼しい室内で体力を温存」
「アスパラガスに限らず作物あるあるなんだが、どうしても閑散期がある(アスパラは10~12月頃)」
体力的な制限もあり「この時間をどう使えばいいか」と考えていたところで出てきたのが、WEB制作という選択肢でした。
最初は、ほんの興味本位。
しかし、調べていくうちに気づいたのは、「WEB制作はもうオワコンだ」という声が意外と多いことでした。
意見は真っ二つ
ネットで情報を集めてみると、WEB制作についての評価は極端に分かれています。
「オワコン」派の意見
- HTMLとCSSだけでは稼げない
- 単価が下がっている
- AIやノーコードで代替される
どちらかといえば、短期間で結果が出せずに辞めていった方のような印象がありました。
とはいえ、確かにクラウドソーシングでは驚くほど安価な案件が出回っていて、「これで本当に仕事になるのか?」と不安になるのも理解できます。
「まだまだ需要あり」派の意見
- 案件数が減った、または予算が減額された感覚は全くない
- デザインやマーケティングまで対応できる人は重宝される
- 管理や保守といった定期収益も視野に入る
こちらは「この業界入ってもう〇〇年」というイメージがありました。ただの「作業者」ではなく、「提案できる制作者」になれば道はあるのかもしれない──そんな希望も感じました。
とりあえず、自分でやってみることにした
正直、外野の意見を聞いているだけでは答えが出ません。
「向いているのか」「実際どれくらいの需要があるのか」──これはやってみなければ分からない。
あくまで農業がベースの生活ですが、その合間に学べるこの柔軟さが、今の自分にちょうど合っている気がします。
ということで、独学で勉強をはじめ、少しずつコーディングにも慣れてきたところです。
食べていけるのか?まだ未知数
今のところ、WEB制作は始めたばかりなので実際どうなのかはまだわかりませんが、
ただし、農業との相性はかなり良いと感じています。
場所も時間も選ばずできるし、インターネットさえあれば学び続けられる。
半年後か1年後かはわかりませんが、進捗や成果について定期的に報告していけたらと思っています。