✅ 前職で何していたか
前職では企業の農業部門で約6年間、ハウス栽培を担当していました。
作物を育てるだけでなく、現場のマネジメントも任されるようになって、パートスタッフとのやり取り、日々の調整業務などに追われるように。
「農業=自然と向き合う仕事」のはずが、気がつけば人との調整ばかり。
毎日いろんな感情を飲み込んで、やりくりするのが本当に大変でした…。
✅ 栽培管理とマネジメントは、同時に回すのが本当に難しい
作物は季節を待ってくれません。
一方で、人のスケジュールは週単位、日単位で管理が必要。
「今日は栽培の手入れをしたいけど、人の配置を優先しなきゃ」
こんなジレンマを毎日のように感じていました。
「どっちも中途半端」になっていく感覚に、正直限界も感じていました。
✅ このまま60歳を迎えて、自分には何が残る?
農業に限らず、会社員として働いていて感じた“モヤモヤ”って、意外と共通してるんじゃないかと思っています。
目の前の業務に追われて、「本当にこれでいいのかな?」って自問しながら働いている人も多いのではないでしょうか。
私自身もずっと、心のどこかで違和感を抱えたまま働いていました。
そんなある日、ふと思ったんです。
「このまま定年まで働いたあと、自分には何が残るんだろう?」
会社にいることでの安定は確かにあるけど、60歳を超えてから新しいことを始めるのって、かなりしんどいはず。
「隠居するには早いけど、何をすればいいかわからない」
「そのまま誰にも気づかれないまま、息絶えてしまうんじゃないか?」
そんな未来は避けたいと思いました。
✅ 今のうちに動こう。そう決めて退職しました
まだ動けるうちに、自分の将来を自分でつくっていきたい。
そう思って、思い切って退職を決めました。
農業の経験を活かしつつ、「WEB制作」や「ブログ」という新しい世界へ飛び込んだのは、自分にとって大きなチャレンジです。
不安はあるけど、今は自分のペースで、農業とWEBを両立しながら働くスタイルを模索しています。
最近は「情報発信」そのものにも興味が出てきて、
これまで蓄積してきた現場経験や試行錯誤を、少しずつ言葉にして届けたいと思うようになりました。
もし同様の境遇の方がいた場合に参考になればと、そんな発信ができたらうれしいです。
📝 企業農業と個人農業の違いは、また別の機会に!
今回書いたように、企業の中でやる農業は、人との調整やマネジメントが想像以上に大変です。
一方、個人でやる農業には、また別の「自由と責任」があります。
このあたりの話も、また別の記事で書いていこうと思います!